2012 年 2 月 のアーカイブ

為先会(2月)

2012 年 2 月 21 日

2月21日(火曜 夕)~27日(月曜 朝)の7日間 
  (毎月1回開催・会所は移動します)
会所:春貞寺 住職 落合崇志上人(大正大学教授)
    〒367-0214 埼玉県本庄市児玉町小平1845番地 
維那:古田幸隆上人(長野教区)
会費:30000円(1~3泊は15000円 4泊は20000円です。
    5泊は25000円)
参加資格:①二日以上の参加  
 ※在家の方の参加も大歓迎です。
お問合わせ:為先会 事務局長 金田昭教まで
①郵便番号②住所③名前④電話番号⑤参加日時を
 お知らせください。
(例―22日18時~25日朝まで 
 ※22日の夕食はお願いします。25日の朝食は不要です。)
できましたら平成23年1月末までに御連絡下さい。
 それ以降でもかまいません。定員:15名程度
□実践内容
◇本堂にて、1時間30分~2時間のお念仏を1日6座勤めます。※礼拝など浄土宗の作法で勤めます。
◇私語厳禁、休み時間もお風呂もトイレもすべてお念仏をお称えいたします。法話なし。つまり1日中お念仏。絶好の精進の機会です。七日間、日々の仕事の事を忘れ、人との会話も断ち、時間の観念すらなくなっていく生活を送ります。「猿猴の如く」の生活から「一心専念」の生活、阿弥陀さまだけを思う生活を送ります。はたして、その別時の生活によってどのような心持ちになっていくのか、勤めてみたからこそ得られる気付きがそこにあります。阿弥陀さまを恭敬する思いが高まり、また法然上人が仰せられている「佛も衆生もおや子の如」き関係も深まっていきます。その気付きがきっと平生のお念仏の精進につながり、普段の生活に波及していくことでしょう。一年に一度の絶好の精進の機会です。「念仏をもって先と為す」という法然上人のご言葉にしたがい、日々の暮らしにおいて念仏を最要(為先)とする仲間が春貞寺に相い集い、普段一人では怠りがちな念仏の行、共に励まし合い精進して参りたいと存じます。一人でも多くの参加を為先会役員一同、心よりお待ち申し上げます。

今月の法話(2月)

2012 年 2 月 1 日

honda

   「心」

  本多英之 (浅草組誓教寺)


 よく通夜とか葬儀の折に、喪主の方から「お寺の事はすべて年寄りにまかせきりでした。これからは私がやらなくてはならないのですが、私はどうも不信心で……。」と言って、苦笑いをする人を多く見かけます。その様なとき私はよく「この世で不信心な人は居ませんよ」と話し掛けます。他人から優しい言葉を掛けられたり、親切にされたらどのような気持ちになりますか。きっと嬉しくなりますよね。心癒され感謝する気持ちになります。これも一つの信仰心なのです。

多くの人達が、自分の持つすばらしい信仰心に気付かないだけなのです。家族や自分の周りの人達は勿論、ペットや植物に対しても心癒される事が多くあります。信仰心は理屈で考えるのではなく、心で感じとることだと私は思います。
なかには無神論者である事を自慢げに言われる人を見かけますが、思わず首を捻りたくなります。多くの人達の優しさや思いやり、そして家族の慈しみなどをどのようにして理屈で否定する事ができるのか。理解に苦しみます。

確かに寺との付き合いの中には、日常生活とは異なり儀式的なものも多くあります。ただそれが面倒だからと言って不信心とか無宗教という言葉で逃げないで欲しいのです。
昨年の3月以来、私たちの国は東日本や長野県北部地方での大震災、福島県での原発事故、さらに近畿地方での台風による水害と数多くの災害に見舞われました。そのため被災地の方々が大変なご苦労をされております。それに対して日本はもとより、世界各国の人達から形こそそれぞれ異なりますが貴重な「心」を頂きました。ご苦労なさっている人達を助けたいという心。そしてそれらの心で癒された人達の感謝の心。私はこの「心」を宗教の違いはあってもすばらしい信仰心だと思います。

心の字を使用した漢字は数多くありますが、その中で亡くなるの「亡」の横に心の意味を持つ立心偏を付けると忙しいの「忙」になります。横の心を下に付けますと、忘れるの「忘」となり共に心が亡くなるという事です。これからは忙しさにかまけて、折角自分が持っているすばらしい信仰心を忘れないで居たいものです。  合掌

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