去る、平成24年4月23日(月) に当会の総会と研修会を大本山増上寺慈雲閣にて開催いたしました。
天候の悪い中、会員他合計79名のご参加を頂きました。
午後1時30分からの総会では、下記の事項の報告を行いました。
- 平成23年度 事業報告
- 平成23年度 決算報告
- 平成24年度 事業計画
- 平成24年度 予算
続いて、午後3時 ~ 5時の日程で、『いいお坊さん ひどいお坊さん』の著者で行政書士の勝桂子先生をお招きして、「いいお坊さん3ヵ条 ~ お寺の常識 ≠ 世間の良識 ~」という題名で本年度第1回研修会を、開催いたしました。
その中で先生は、寺院と檀信徒、また檀信徒同士の結びつきが希薄になっている現在において、寺院は檀信徒に対し教義以外の布施の額など僧侶が生臭いと感じ敬遠されがちな内容も含めて説明する必要性などを熱心に述べられました。
また、日本の仏教特有の先祖供養が中核となっているアミニズム的な仏教で、なおかつ僧侶が在家に近い肉食・妻帯を行う生活を行っている形態には、僧と世俗で共有できる感覚が他国の仏教より多く、そこにこそ日本の仏教発展の可能性が秘められていると結論付けられました。